商品のお求めやお取引につきまして

WEBサイトに掲載されている商品を購入したいのですが

当サイトに掲載されている弊社取扱商品(MAGURA製品・自転車用の各ブランド製品)につきましては、

自転車部品は弊社特約店様か最寄りのスポーツサイクルショップ様、
オートバイ部品は最寄のオートバイショップ様・用品店様・大手専門サイト様等、

にてお求めくださいませ。

自転車部品販売特約店様一覧
https://magurajp.com/handling-stores/

なお、こちらのサイトに掲載されている商品につきましては、通常弊社からの小売は致しておりません。通信販売を含め、ユーザー様への直接販売につきましてはお受け致しかねます。どうかご了承くださいませ。

まだ取引実績の無いショップなのですが、業販の条件を教えて下さい。

実際に店舗を構えて営業されていらっしゃる自転車店様やオートバイ店様でしたら、お店のWebサイト等をご確認させて頂きました上で、業販にてお取引をさせて頂きます。

細かい条件につきましては直接お伝えさせて頂きますので、まずはお取引ご希望の旨、ご連絡をお願いいたします。

但し、自転車部品とオートバイ部品は、それぞれお取引先を明確に分けさせて頂いております。自転車/オートバイの販売実績や実際の営業状況を確認できないお店様には、関連商品の販売は出来ませんのでご了承くださいませ。

MAGURA自転車用ブレーキについて

MAGURAのブレーキセットにはホースは付属しますか?また、オイルは付属しますか?

MAGURAのブレーキセットは、マスターとキャリパーが長いホース(約2.2m)で接続され、オイルも入ってエア抜きが済んだ状態でのお届けになります。取付時にはホースを適切な長さにカットして再接続して頂く形になります。再接続に必要なスモールパーツ(トップピースとコンプレッションリング)もセットに付属します。
取付に際しましては日本語の取扱説明書が付属しますので作業前に必ずお読みください。
オイルのボトルは付属いたしません。エア抜きの作業が必要な場合は、別途サービスキット等をお求め下さい。

MT7Proお届けの状態

MAGURAのブレーキセットには、ディスクローターは付いていますか?

MAGURAのブレーキセットには、ディスクローターは付属いたしません。MAGURAの純正ディスクローターをお持ちでない場合は、必ず別途お求め下さい。

MAGURAのブレーキセットに、おススメのディスクローターは何ですか?

MAGURAのブレーキセットには、MAGURAの各種純正ディスクローターをご使用下さい。
MAGURAのディスクブレーキはMAGURAのディスクローターを使用することを前提に設計されており、他社のローターを使用した場合、本来の性能を発揮できないばかりか不具合の原因となります。
なお、MAGURAのローターは厚みが2mmあり、その他の自転車用の主なローターの厚みである1.8mmとは異なります。

現行の純正ディスクローター各種の特徴は以下の通りです
・ストームHCローター:ほとんどすべての車種や用途に適合する標準1ピースローター。6穴取り付け。
・ストームSL.2ローター:肉抜きの大きい軽量1ピースローター。その分耐荷重は小さい。6穴取り付け。
・MDR-Pローター:E-BIKEでの使用を考慮して開発された2ピースローター。スピードセンサー用のマグネットやリングを取り付け可能。重量の大きなE-BIKEでの連続したブレーキングによって通常より大きな熱がブレーキに発生しても、2ピース構造によってローターのゆがみを小さくする事でタッチの変化が少なくなる様に設計されている。唯一外径Φ220mmサイズのラインナップを持つ。6穴取り付け(センターロックアダプタ使用不可)。
・MDR-Cローター:E-BIKEでの使用を考慮して開発された1ピースローター。スピードセンサー用のマグネットやリングを取り付け可能。重量の大きなE-BIKEでの連続したブレーキングによって通常より大きな熱がブレーキに発生しても、十分に熱を吸収できるように最も肉抜きが小さくボリュームが大きい。6穴取り付け。
・MDR-C CLローター:センターロックタイプのハブに取り付け可能なローター。スルーアクスル用のロックリングが付属するセットと、クイックリリース用のロックリングが付属するセットがある。

こちらのPDFにローターの性能グラフがございますのでご確認下さい。
MAGURA ローター・パッド性能比較2022

各商品の詳細は下記ページをご確認下さいませ。
マグラ・ディスクブレーキパーツ

台座と異なる径のディスクローターを使用したいので、キャリパーアダプタを使用したいのですが、どのアダプタを使えば良いですか?

キャリパーアダプタの適合につきましては、こちらの表をご確認下さい。
なお、MAGURAのキャリパーは他社製のものに比べてボディ部分が大きいので、他社製のアダプタを使用するとキャリパーボディとぶつかって取付が出来ない場合があります。MAGURA純正のキャリパーアダプタをご使用下さい。

MAGURAブレーキのマスター(レバー側)やキャリパーは、単品で購入可能ですか?

補修部品としてご購入可能です。詳細は全価格表をご確認下さいませ。
MAGURA バイシクル 全商品価格表(画像付き)

MAGURAの2ピストンキャリパーのディスクブレーキに、MAGURAの4ピストンキャリパーを付けて使用することは可能ですか?

MAGURAのディスクブレーキは、一部のモデルを除いて全てのマスターとキャリパーに互換性がございますので、取り付けてご使用頂けます。ただしその場合、メーカーの意図した通りの性能は保証されませんので、本来のブレーキセットの構成でお使い頂く事をお勧めいたします。

MAGURAのキャリパーに、他社のマスターを組み合わせて使用する事は可能ですか?

他社製の部品をMAGURAブレーキに組み合わせて使用する事は、死亡を含む重大な事故の原因となる可能性がありますので、絶対にお止め下さい。

オイルが漏れているので「オイル漏れ5年保証」を利用したいのですが?

お使いのMAGURAブレーキがお買い上げから5年以内でしたら、正規品に限り「オイル漏れ5年保証」のサービスをご利用いただけます。ご購入の日時とお店様のお名前が記載(押印)された弊社もしくは自転車メーカー様の保証書をご準備の上で、ブレーキ/自転車をお求めになられたお店様、あるいは最寄りのスポーツサイクルショップ様までご修理をご依頼下さいませ。詳細な条件につきましては、こちらのページ↓をご確認下さいませ。

オイル漏れ5年保証

特にご注意点といたしまして、送料等一部の費用をご負担頂く場合がございます事と、新品の製品でもオークションサイトなどの個人売買にてご購入された場合につきましては保証対象外となります事を、何卒ご了承くださいませ。

保証修理後に交換した部品が再度オイル漏れを起こしたので、また保証で修理して欲しいのですが

MAGURAの「オイル漏れ5年保証」は、その対象期間を「該当のブレーキ(を搭載した完成車)を新品で初回購入した日から5年間」とさせて頂いております。保証交換時に使用した部品自体には保証はございませんので、交換作業を行っても保証期間の延長は無く、ご購入から5年が経過した時点で保証期間は終了となります。

交換した部品が再度オイル漏れを起こした時点で、まだ上記の「新品の初回購入時から5年」の期間内でしたら再度保証修理の対象となりますが、既に期間を過ぎてしまっていた場合は有償でのご修理となります。何卒ご了承くださいませ。

MAGURAディスクブレーキをオーバーホールしたいのですが、シール類を注文することは可能ですか?

MAGURAのブレーキは、メーカーの方針により分解は出来ない事になっておりますため、シール類を含めオーバーホール用の内部部品の供給はございません。オイル漏れなどの不具合の場合は該当部分をアッセンブリで(マスターごと・キャリパーごと)交換となります。
もしオイル漏れがみられる場合は、正規品の場合5年間のオイル漏れ保証がご利用いただけます。

MAGURAディスクブレーキのオーバーホールをお願いしたいのですが、作業を依頼することは可能ですか?

MAGURAのブレーキは、メーカーの方針により分解が出来ず、シール類の供給もございませんので、オーバーホールの作業を承る事はできません。オイル漏れなどの不具合の場合は該当部分をアッセンブリで交換となります。分解が出来ませんので、特に不具合がないようでしたら弊社でも可能な作業はオイルの交換のみとなります。もしオイル漏れがみられる場合は、正規品の場合5年間のオイル漏れ保証がご利用いただけます。
不具合の原因が良く分からない場合は、お店様を通じて弊社までお問い合わせ下さいませ。

ブレーキのエア抜きをしたいのですが、特に必要なものはありますか?

エア抜き作業自体に特別に必要になるのは・ロイヤルブラッド・注射器2本・エア抜きアダプタ02・エア抜きアダプタと注射器を繋げるホース・トランスポートデバイス(2ピストンキャリパーは1個、4ピストンキャリパーは2個)です。その他にブレーキを脱着調整するのに必要な各種工具(T25レンチなど)と、作業中に自転車を保持するスタンド、脱脂剤(ブレーキクリーナー)、正規の作業手順を示したマニュアルなどが必要になります。

ロイヤルブラッド・注射器2本・エア抜きアダプタ02・エア抜きアダプタと注射器を繋げるホース・マニュアル、については、ミニブリードキット(#120130_2)の中に全て含まれておりますのでこちらをお求め下さい。黄色いトランスポートデバイス(#2700688)は、新品のブレーキセットに付属しておりますが、紛失した場合や完成車のブレーキに付属していなかった場合は別途お求め下さい。

MAGURAブレーキのエア抜き作業には、必ずロイヤルブラッドをお使いください。また、DOTフルード成分の混入を避けるため、DOTフルードのブレーキにお使いの注射器は、MAGURAのエア抜きには流用しない様にお願い申し上げます。

こちらのMAGURA YOUTUBE公式チャンネルにエア抜きのレクチャー映像がございます。マニュアルやレクチャー映像を見ても作業にご不安がある場合は、決して無理はせずに最寄りのプロショップ様へ作業をご依頼下さいますよう、お願い申し上げます。

間違ってフルードにDOTを使ってしまったのですが、中を洗浄して修理する事は可能ですか?

DOTフルードをMAGURAブレーキシステムに注入してしまった場合、完全に除去することは不可能なので修理はできません。そのブレーキは故障する可能性が高くなり、死亡を含む重大な事故の原因となる可能性がありますので、以後絶対に使用しないで下さい。
DOTフルードを注入するとMAGURAブレーキシステムを破壊することになります。MAGURA油圧ブレーキには必ずロイヤルブラッド(ミネラルオイル)をご使用下さい。絶対にDOTフルードは使用しないで下さい。

MAGURAのフルードはミネラルオイルですから、シマノのミネラルオイルも使用可能ですか?

MAGURAのブレーキフルードには、必ず純正のロイヤルブラッドをご使用下さい。一般的に「ミネラルオイル」と言われる鉱物油系のフルードには、DOT系フルードのような規格がありません。含まれる成分はそれぞれ異なりますので、純正以外のフルードがご使用のブレーキに適合する保証は一切ございません。

DOTフルードではなく鉱物油系のフルードであれば、緊急時にやむを得ず代わりに使用することは可能ですが、修理時には必ずロイヤルブラッドに再度交換して下さい。なお、ロイヤルブラッド以外のフルードをご使用された場合は、オイル漏れ5年保証の適用対象外となりますのでご注意下さい。

ブレーキをかけると大きな音が出て困っています。

ブレーキ作動時に大きな音が出る場合、最も疑われる原因はブレーキパッドのオイル染みです。潤滑スプレーやグリースなどから一旦油分を吸ってしまったブレーキパッドは、どのように洗浄しても元の性能を取り戻すことは出来ないので、必ず新しいものに交換して下さい。新しいブレーキパッドを装着する前には、必ずディスクローターも全体を脱脂洗浄して下さい。

ブレーキパッドを交換しても音鳴りが納まらない場合は、関連する部品が正しく取り付けられていない可能性があります。ディスクローター・ブレーキキャリパー・ホイールのアクスル・スポークなどを点検し、もう一度全てを正しい手順、正しい締結トルクで正しい位置に取り付け直して下さい。また、ディスクローターが使用限界値(1.8mm)以上に摩耗して薄くなっていないか、偏摩耗していないかを確認して下さい。

上記を全て行っても音鳴りが止まらない場合は、ディスクローターのゆがみが原因の可能性が高いので、ディスクローターを交換して下さい。

レバーを放してもブレーキが解放されないので、ホイールの回転が鈍いです。

まず、ホイールが車体に正しく取り付けられているか確認して下さい。

次に、レバーを放した後にマスターのピストン(レバーが押している所)がレバーと一緒にすぐに戻ってきているかを確認して下さい。戻っていない場合は、一度ブレーキのエア抜き作業を行ってピストンが正しく戻ってくるかどうか、再度確認して下さい。エア抜き作業を行ってもピストンの動きが改善されない場合は、ピストンを含めたマスター全体の交換が必要となります。

マスターピストンが問題無く正しく動いている場合は、ディスクローターを一度ハブから取り外して、大きなゆがみが無いかチェックして下さい。ローターに異常が無ければ、ハブの取付台座とローターの接続部分を清掃してから、改めて規定の手順と締結トルクでローターをハブに取り付け直して下さい。

ローターのチェック後に、キャリパーの左右の位置を細かく動かして、左右のブレーキパッドのちょうど真ん中をディスクローターが通るように調整して下さい。特に4ピストンキャリパーはパッドとローターのクリアランスが小さいので、調整はシビアなものになる場合が多いです。時間をかけてキャリパーの位置の調整(センター出し)を行って下さい。

どのように調整してもブレーキの引きずりが治らずホイールの回転が鈍い場合は、お店様を通じて弊社までお問い合わせ下さい。

何もしていないのに、急にブレーキがスカスカになってしまいました。

まず、ブレーキが利かなくなってしまったら、すぐに乗車を中止して最寄りのプロショップ様へブレーキの点検をご依頼下さい。

オイルが漏れている場所が無いか、慎重に点検を行って下さい。ホースをマスターから外し、オリーブの位置が正しいか、また正しい形状に潰れているかを確認して下さい。各部品を規定トルクで締結し直して、規定の手順でエア抜きを行って下さい。

オイルが漏れていたり、エア抜き後も元のブレーキタッチが戻らない場合は、不良部分の交換が必要となりますので、お店様を通じて弊社までお問い合わせ下さい。

マスタークランプはどちらが上側ですか?隙間が空きますが。

マスタークランプはどちらが上側が分かるように、各種それぞれのクランプに目印が定められております。

Mマークの付いているクランプ(アルミ製・カーボテクチャ製の各色)は、Mマークの上下が正しくなる様に、またMマークの左右に記されている矢印(↑)が上を差すように取り付けるのが正しい方向となります。

カーボレイ製(いわゆる繊維編みカーボン)のクランプには目印がございませんが、取付穴の部分が厚い方が上側になります。

クランプは、仮組みの後に上側ボルトを先に規定トルクで締結してから、下側ボルトを同様に規定トルクで締結するのが正しい取付方法です。よって、本体とクランプの隙間は下側のみに出来る形になります。

マスター(レバー)は右用と左用の区別がありますか?

MTディスクブレーキと、HC33Rリムブレーキのマスターにつきましては、マスターの形状が左右共通となっておりますので、クランプやBATプラグなどの一部の部品を組み替えるだけで、左右どちらにもお使い頂く事が出来ます。

CTディスクブレーキ(MTCディスクブレーキ)につきましては、左右マスターの形状が異なりますので、ご注文の際は右側か左側かをご指定いただく必要がございます。

レバーがブラブラになってしまったので修理したいのですが。

破損の箇所によって、レバーブレードのみの交換で修理可能な場合と、マスター全体の交換が必要な場合がございます。

例えば、レバーブレードが割れてリターンスプリングが外れた場合はレバーブレードの交換のみで修理可能ですが、HC3レバーがマスターボディに食い込んでしまった場合はマスターアッセンブリの交換が必要になります。

最寄りのスポーツサイクルショップ様まで点検をご依頼下さい。

レバーブレードのストッパーの突起が折れて、レバーが外側に開くようになってしまいました。

MTの上位モデル(MT8/MT7/MT6/MT Trail SL)のレバーブレードには、新品時にストッパーが付いており大きく外に開かない様になっております。しかし、このストッパーは大変弱くすぐに折れてしまいます。しばらくご使用になると大体どこかのタイミングで気付かないうちに折れてしまっているのがほとんどです。

このストッパー折れについては、発売当初メーカーにも報告しておりましたが、ご使用に際しては特に無くても大きな問題が無いので、メーカーも対策は行っていない状況です。
該当部分の部品(レバーの中子)のみの供給はなく、修理はレバーブレードごとの交換が必要となりますが、交換してもまたすぐに取れてしまうため、そのままお使いいただくようにお願いしております。何卒ご了承くださいませ。

ディスクブレーキセットのスモールパーツと一緒に入っている、白いプラスチックの小さな部品は何ですか?

この白い部品は、オイルラインの切り口からオイルが飛び散らない様フタをするための栓です。

フレームへの内装作業など、オイルライン(ホース)をカットしたままの状態で作業を行う時に使用します。

MT7ProとMT5の違いは何ですか?

まず、マスター(レバー側)の素材が異なります。MT7Proは「カーボテクチャSL」、MT5は「カーボテクチャ」という素材を使って作られています。どちらもMAGURAによって独自に開発された樹脂系の複合材料で、強度を保持する繊維としてカーボンとグラスファイバーが使われています。「カーボテクチャSL」の方が、含まれているカーボンの繊維が長くそして多いです。つまり、MT7Proのマスターの方により強くて耐久性のある素材が使われています。MT7ProのマスターをMT5と全く同じ形にすると、実はもっともっと強靭なマスターになるのですが、あまりに強すぎるので、軽量化とBATの機能付加のために、あえて肉抜きを大きくして設計してあります。マスターの形状が異なっていて、レバーブレードの取り付けの仕組みも異なるため、MT7Pro(カーボテクチャSLマスター)とMT5(カーボテクチャマスター)間ではレバーブレードの互換性がありません。

また、キャリパーも実は内部が異なります。外の形状とパーツの互換性は全く同じなのですが、中のピストンのシールが入っている溝の形状がMT7ProとMT5では異なります。詳細は不明ですが、MT5の方がより柔らかく扱いやすいブレーキタッチになるように設計されているとの事です。

総合的に、MT7Proはブレーキパワーが最も大きく、マスターに剛性があるためシビアなブレーキング調整ができます。例えばロック寸前の限界ギリギリ状態の時でも、細かくブレーキングパワーを調整する事が可能です。MT5は最終的なブレーキングパワーこそ劣るものの、ブレーキタッチが柔らかく、より多くの人にとって扱いやすい性能に仕上がっています。

もしあなたが毎年シーズン中に何回も本格的なレースに参戦するなら、性能面からも耐久性からもMT7Proをお勧め致します。ロイク・ブルーニやダニー・ハートが使用しているブレーキと同じパフォーマンスが、あなたのバイクの上に訪れます。価格はMT5の倍になりますが、必ずそれ以上のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。理由があって、そこまでの性能を望まれないならば、MT5のコストパフォーマンスにかなうものは有りません。

MT7のパッドをMT5に使うことはできますか?

MTシリーズ4ピストンキャリパー用の各種ブレーキパッドは、全てのMTシリーズ4ピストンキャリパーに互換性がございますので、問題無くお使い頂けます。
MTシリーズ2ピストンキャリパー用のパッドも同様です。
但し、4ピストンキャリパー用と2ピストンキャリパー用では、パッド形状が異なりますので互換性はございません。

純正ブレーキパッドにはいろんな種類がありますが、それぞれ何が異なりますか?

MT用純正ブレーキパッドの違いですが、以下の通りとなります

パッド形状の違い
・TYPE 9(4ピストン用2枚パッド)→ピンを使用せずバックプレートの爪で固定するパッド。キャリパーを取り外さないと交換できないが、パッドが脱落する事が無いので安全性が高い。パフォーマンスタイプのパッドはMT5やMT Trail Sportのフロント側に標準装備されている。機能としては一般車向け。
・TYPE 8(4ピストン用4枚パッド)→各ピストンに独立して1枚ずつパッドが配置されるため、ディスクローターの回転に引きずられてパッドの上側と下側で圧力が変わる事が無く、各ピストンの圧力を最大にローターにかける事が可能になる。性能としてはTYPE9より上になるが、ピンで固定するため脱落防止のためピンの締結トルクの管理が必要になる。スポーツサイクル向け。MT7Proに標準装備されている(パフォーマンスタイプ)。
・TYPE 7(2ピストン用パッド)→2ピストン用の2枚パッド。旧タイプのMTシリーズにも適合。

磨材部分の違い
・レースタイプ(R・金色パッド)→磨材が最も柔らかい。制動力の立ち上がりが大きい(がつんと利く)。コントロールが難しい。減りが早い。音鳴りしやすい。より短い時間でより大きな制動が必要となるレース用途向けに開発された。
・パフォーマンスタイプ(P・黒色パッド)→レースタイプとスポーツタイプの中間の性能。最も用途の広い標準パッド。
・スポーツタイプ(S・緑色パッド)→磨材が最も硬い。制動力の立ち上がりが最も穏やか(やんわりと利く)。コントロールしやすい。減りが遅い。音鳴りしにくい。重量が大きく連続してブレーキを掛けることが多くなるE-BIKE向けに開発された。

※磨材の種類としては全てオーガニックのノンアスベストパッドになります。メタルパッドではありません
※アフター向け市販品としてはTYPE 9パッドはパフォーマンスタイプのみのラインナップとなります。完成車向けのみにスポーツタイプもありますが個別販売はございません。

なお、公式なラインナップ表記といたしまして、上記2項目のアルファベットと数字を組み合わせて各種類のパッドを分かりやすく品名に記載致しておりますので、検索やご注文の際にご指定下さい。
例:4ピストンキャリパー用4枚パッドのレースタイプパッド → TYPE 8.R
2ピストンキャリパー用のスポーツタイプパッド → TYPE 7.S

詳細はこちらの性能グラフをご確認下さい。
MAGURA ローター・パッド性能比較2022

MAGURA油圧ディスクブレーキは、逆さまにするとエア噛みを起こしますか?

規定通りの取り付けと定期的な整備がなされていれば、逆さまにしてもエア噛みが起きる事はありません。

MAGURAのディスクブレーキは、取扱上リザーバータンクが逆さまになる機会も頻繁にあるという想定の元で、タンク内にも一切空気が無い状態になる様に作られております。
ブレーキのフルード交換とエア抜きの作業につきましても、リザーバータンク内の全てのエアを抜く(追い出す)様に、工具と手順が決められています。

但し、タンクにエアが入らないように作られていても、エア抜き作業時に残ったエアや、使用中にシステムに入り込んでしまった微量なエアが、リザーバータンクの中に溜まっていく事があります。定期的な点検と整備がなされていれば、エアの量が多くなることはありませんが、長い期間メンテナンスを行わないでいると、自転車を逆さまにした時に油圧部分内(シリンダー内)にタンク内のエアが入り込んで、圧力が逃げてブレーキの力が弱くなる可能性が高くなります。

タンク内にエアが溜まりやすくなる原因に以下のものがあげられます。
・ブレーキパッドやローターがすり減った状態で使用する
・ブレーキフルードが汚れた状態で使用する
・各締結部のトルクが適正でない(ゆるいORきつい)状態で使用する
・コンプレッションリング(オリーブ)の位置と形状が正しくない状態で使用する
・各部品の初期不良

安全に、良い状態で長く油圧ブレーキをお使い頂くために、ご使用前の点検と、資格を持ったプロフェッショナルによる定期的な整備を、どうかよろしくお願い申し上げます。

MT用ブレーキパッドに固定用のピンボルトは付属しますか?また、固定ピンだけを購入することは出来ますか?

MTディスクブレーキの4ピストン用4枚パッド(TYPE 8)と2ピストン用パッド(TYPE 7)は、固定に専用のピンボルトが必要になりますが、こちらはブレーキパッドのパッケージに付属いたします。
4ピストン用2枚パッド(TYPE 9)には必要ありませんので、パッケージにも付属しません。

また、このピンボルトだけの単品での販売はございません。恐れ入りますが、ピンが必要な場合はブレーキパッドごとお求め下さい。

イーバイク用として、「MT5e」と「MT5 eSTOP」の2種類のブレーキがありますが、どちらを付けるのが正しいですか?違いを教えて下さい。

いわゆる「イーバイク」用の二つのブレーキ「MT5e」と「MT5 eSTOP」ですが、最も大きな違いはブレーキスイッチの有無です。

「MT5e」はユニット制御/ストップランプ用のスイッチが必要な「電動バイク」での使用、「MT5 eSTOP」はスイッチが必要ない「スポーツ用途電動アシストサイクル(E-BIKE)」での使用を念頭に作られています。

「MT5e」と「MT5 eSTOP」の違いの詳細につきましてですが、元となる「MT5」との違いによって説明させて頂きます。

「MT5e」と「MT5」の違い
・レバーブレードがスイッチ付きのものになっている
「MT5 eSTOP」と「MT5」の違い
・付属するブレーキパッドがE-BIKE向けの「TYPE8.S」(4枚パッドのスポーツタイプ)になっている
・マスター(レバー側本体)のクランプがアルミ製のものになっている(MT5はカーボテクチャ製)
・各部のプリントとカラーリング
上記以外の部分ははすべて共通です。

スイッチ付きブレーキMT5eですが、HIGO-Closer(Normaly Open・通常開→作動閉)モデルと、HIGO-Opener(Normaly Close・通常閉→作動開)モデルの違いは何ですか?

「MT5e」ディスクブレーキは、レバーブレード内に電動ユニット制御/ストップランプ用途のスイッチが付いているモデルになります。内蔵のスイッチはON/OFFの方式により2種類ございます。

Closer:レバーを握るとスイッチがONになる(線がつながる)スイッチ
Opener:レバーを握るとスイッチがOFFになる(線が切れる)スイッチ

お乗りのバイク(アシストサイクル)に適合する上記スイッチの種類につきましては、バイクの機種によって変わります。バイクによって電気回路の設計が異なりますので、合わないスイッチを使用すると電動ユニットが正常に動作しなくなる場合があり、大変危険です。
バイクをお求めのお店様を通じてスイッチの種類をメーカー様にご確認いただくか、電気テスターを使用して装備されているスイッチの種類をチェックして頂く様お願い申し上げます。

E-BIKE用とされている「MDR-Pローター」や「MDR-Cローター」ですが、電動モーターの無い通常の自転車にも使用できますか?

E-BIKE(スポーツ用途電動アシストサイクル)用としてラインナップされている「MDR-P」と「MDR-C」ディスクローターですが、電動モーターの無い通常の自転車にも全く問題なくお使いいただけます。

該当する結果は見つかりませんでした。語句を変えて再度検索して下さい。